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ギターのボリュームポット交換方法【トーンポットとの違い】

ギターのボリュームポット交換方法【トーンポットとの違い】

ギターを長年使っていると、ボリュームポットにガリが。。

もしくは、ボリュームを絞っても音がミュートされないなど、ポットの劣化で起きる問題に悩まされる事ってありますよね。

 

こんな時は自分でサクッと交換しちゃいましょう!

ハンダゴテがあれば、すぐに簡単に交換出来ますよ。

 

ちなみにトーンのポットと、ボリュームポットの違いはありません。

ですので同じものを使っていただければ大丈夫です。

唯一の違いはカーブの違いですね。

 

 

ギターのボリュームポット交換方法【トーンポットでも同じです】

まず必要なものは以下です。

 

・ハンダゴテ

・ハンダ

・ドライバー

・レンチ

・ポット

 

ポット選びで気をつける事は、抵抗値とカーブです。

 

ポットの抵抗値の選び方

ポットの抵抗値は、数値が大きくなるほど、低音域がカットされていきます。

 

「このギターには絶対にこれ!」

といった決まりはありません。

 

しかし、シングルピックアップに500kΩや、ハムバッカーに250kΩなど、一般的ではない組み合わせにすると、聞くに耐えない音になる可能性大です。

シングルの場合、やたらとキンキンしたり、ハムバッカーだとモコモコしたりします。

狙ってやるならそれもアリですけどね。

 

ポットの抵抗値は、以下を参考に選んで下さい。

一般的な組み合わせです。

ポットの抵抗値

・ストラトなどのシングルピックアップのポットは「250kΩ」

・ハムバッカーピックアップのポットは「500kΩ」

・P-90のピックアップのポットは「300kΩ」

・テレキャスターのポットは「1MΩ」

・EMGなどの※アクティブピックアップのポットは「25kΩ」

※アクティブピックアップとは、電池を使うピックアップの事です。

 

ポットのカーブの選び方

ギターで主に使われるカーブは、AカーブとBカーブです。

カーブとは、ツマミ(ノブ)を回していった時に、トーン・音量が変化していくカーブ(量)の事です。

※抵抗値と違い、カーブでの音質の違いはありません。

 

ポットのカーブの選び方

Aカーブは、最初は緩やかな変化 → ある一定の場所からグンと変化の量が増えます。

Bカーブは、最初から最後まで一定の量で変化していきます。

 

普通に考えたらBカーブの方が、自然に聞こえると思いますよね?

しかし、人間の耳なんて結構でたらめで、Aカーブの方が自然に聞こえるのです。

 

ギターのストロークやフレーズに関しても言える事で、毎小節全く同じアクセント、パターンで弾くより、少しずつランダムに変化を付けてあげた方が自然に聞こえるのです。

DTMでドラムの打ち込みをする方なら、ピンとくるかもしれません。

MIDIで打ち込んだ後に、わざとタイミングをわずかにずらしたり、ベロシティーをいじったりしますよね?

 

「一定 = 自然」ではないのです。

 

一般的にはボリュームポットにはAカーブ。

トーンポットにはBカーブが使いやすいと言われています。

 

しかし!僕はボリュームにもBカーブを使う事が多いです。

おいっ!って感じですよね。。

 

僕は、ボリュームとトーンをわりと頻繁に使い回すのですが、試行錯誤の結果、僕の演奏スタイルにはBカーブの方が合っていました。

 

結局のところ、求める演奏スタイルによると思いますので、試しに今までとは別のカーブを試してみるのも面白いと思いますよ。

ポットなんて千円もしないですからね。

 

ポットの規格「ミリ・インチ」も気をつけよう

ギターパーツの規格はミリ規格のものとインチ規格のもの、二種類があります。

ここを間違えてしまうと、ネジやノブがしっかりとハマらなかったりしますので、自分のギターがミリ規格なのか、インチ規格なのかは事前に確認しておきましょう。

 

基本的に海外製のものは「インチ」。

日本製のものは「ミリ」。

 

となっている事がほとんどですが、100%ではありません。

ヨーロッパのギターだと、ミリも結構あります。

 

調べる方法は、「お持ちのギター名 ミリ インチ」でググりましょう。

 

代表的なメーカーのインチ規格

Gibson、Fender USA、Suhr、PRSなどはインチ規格。

 

代表的なメーカーのミリ規格

ESP、Fender Japan、Ibanez、フェルナンデス、Greco、Tokai、FUJIGENなどはミリ規格。

-インチ規格-

-ミリ規格-

 

ギターのボリュームポット交換手順

では行ってみましょう。

まずキャビティを開きましょう。

 

ストラトの場合、ピックガードの中なので、ネジを外し、弦を緩めてピックガードを裏返して下さい。

 

ストラトのキャビティー

ここは超重要です!

ボリュームの配線がどうなっているか分かる写真、または動画を必ず最初に撮っておいて下さい!

後で配線を正しく戻せなくなってしまいます。(上級者の方を除く。)

 

ストラトの配線の写真

次に、ポットに繋がっている配線をハンダゴテで外して下さい。

 

ノブも外します。

ストラトのノブは固いですが、引っ張れば外れます。

めちゃくちゃ固くて外れない場合は、マイナスドライバーを二つ使ってテコの原理で外しましょう。(この時にピックガードを傷つけないように気をつけて下さい。)

 

ノブによっては、横にある六角やマイナスで回すネジを緩めないと外れないタイプのノブもあります。(ネジがなければ引っ張るのみ。)

 

ストラトのノブの外し方

ノブが外れたら、レンチでナットを外せばポロッとポットが外れます。(なんか早口言葉で出てきそうなフレーズですね。)

 

新しいポットを付けて、レンチで絞めておきましょう。

 

あとは配線を戻すだけです。

ポットの皿の部分にハンダ付けをする場合は、ドライバーなどで傷を付け、初めに薄くハンダをのせておいてから行うと良いですよ。

 

ストラトのポットの配線

上の写真のドライバー先端あたりのポットの爪(足)を折っているのは、アースに落としたい箇所だからです。

線材で配線しても良いのですが、ツメ折りした方が楽だし確実です。

 

ストラトのボリュームポットの配線

出来ました!

 

後は、ピックガードを元に戻すだけです。

あっ、ノブを戻すのもお忘れなく。カチッとなるまで押し込んで下さい。

 

ストラトのボリュームポットの交換完成!

これにてガリの出ていたボリュームポットの交換作業は完了です!!

スッキリ!

 

自分でポット交換すれば、かかる費用は千円程度。時間は30分もあれば出来ます。

お店で頼むと、ポット代金+数千円の工賃がかかってしまい、さらに数日間待たされてしまいます。

 

一回分の工賃(数千円)でハンダゴテやハンダ、ハンダ吸い取り線など、配線で使用する道具一式が買えます。

 

技術も身につきますし、自分で交換作業をやってみる事をおすすめします。

慣れてきたら自分のギターを、理想の配線にカスタマイズする事もできますよ♪

 

 

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