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楽譜・TAB譜の読み方【読譜法】

2021年3月21日

楽譜・TAB譜の読み方【読譜法】

楽譜・TAB譜で使用する記号等をまとめました。

 

 

楽譜・TAB譜の読み方【拍子とリズムについて】

楽譜・TAB譜の読み方【拍子とリズムについて】

4/4とは、「四分音符が4つで1小節」という事を指しています。

分母が音符の種類、その音符が1小節に何個入るかを、分子で表します。

 

代表的な拍子は4/4、2/4、3/4や6/8(八分音符が6個で1小節)などです。

 

左上に記載されている数字はBPM(Beats Per Minute)といい、1分間に四分音符を何回きざむテンポなのかを表しています。

 

スイング(シャッフル)

スイング(8ビートシャッフル)

3連符のノリで弾く事を表しています。

通常のリズム(イーブンやストレートと言います。)は、表拍と裏拍が1:1の長さになりますが、スイング(シャッフル)では2:1になります。

イーブン = タカタカ

シャッフル = タッカタッカ

 

16ビートのシャッフルの場合は、以下のような表記になります。

スイング(16ビートシャッフル)

 

楽譜・TAB譜の読譜法【演奏テクニック】

楽譜・TAB譜で出てくる演奏テクニック、記号等をまとめました。

ダウンとアップの記号

ダウンとアップの記号

①はダウンストローク or ダウンピッキング

②はアップストローク or アップピッキング

H (ハンマリング・オン)

H (ハンマリング・オン)

ピッキングせずに、左手の指で弦を叩くように押弦して、音を出すテクニック。(2弦1fの音はピッキングします。)

P (プリング・オフ)

P (プリング・オフ)

左手の指で弦を引っかくようにして離し、ピッキングせずに音をつなぐテクニック。(2弦3fの音はピッキングします。)

sl. (スライド)

sl. (スライド)

ピッキングせずに、弦をある程度の力で押さえたまま指をスライドさせ、音をつなぐテクニック。(2弦1fの音はピッキングします。)

sl. (シフトスライド)

sl. (シフトスライド)

シフトスライドは、出だしの音(2弦1f)をピッキングし、スライド後の音(2弦3f)もピッキングします。

グリス【スライドイン・アウト】

グリス【スライドイン・アウト】

やり方はスライドと同じですが、音の開始地点、または到達点、もしくはその両方が決まっていません。

グリッサンド、スライドイン、スライドアウトとも言います。

×は、「任意のフレットで」という意味です。

チョーキング

チョーキング

左手の指で弦を持ち上げて、音を高く上げるテクニック。

音の上げ幅で、名称が変わります。

・1 1/2は一音半チョーキング

・fullは一音チョーキング

・1/2は半音(ハーフ)チョーキング

・1/4はクウォーターチョーキング

チョーキングアップ&ダウン

チョーキングアップ&ダウン

チョーキングした後に、ピッキングせずにチョーキングを戻すテクニック。

チョークアップ

チョークアップ

チョーキングをした状態(弦を持ち上げた状態)でピッキングをするテクニック。

チョークアップ&ダウン

チョークアップ&ダウン

チョークアップでピッキングをした後に、チョーキングを戻すテクニック。

ビブラート

ビブラート

細かなチョーキングを繰り返して、音を振動させるテクニック。

ブリッジミュート(パームミュート)

ブリッジミュート(パームミュート)

右手の手刀の腹の部分を、少し弦に乗っかるようにブリッジに置いて、ピッキングするテクニック。

ブラッシング(カッティング)・ゴーストノート・ストリングヒット

ブラッシング(カッティング)・ゴーストノート

「×」は左手や、右手の手刀で弦にふれて、ミュートをした状態でピッキングするテクニックで、ブラッシングといいます。

ストロークなどにブラッシングをまぜたパターンを、カッティングと呼びます。

単音でのブラッシングは、ゴーストノートと呼ぶ事もあります。

 

右手の親指で弦を叩き、「チャッ」という音を出すテクニック【ストリングヒット】も同じく「×」で表されます。(二小節目)

T (タッピング)

T (タッピング)

右手の指やピックで、ハンマリングのように、弦を叩くように押弦して音を出すテクニック。

○T (左手タッピング)

○T (左手タッピング)

左手の指でタッピングをするテクニック。

ハンマリングとの違いは、出だしのピッキングの有無です。(タッピングの場合は、ピッキング無しです。)

ハーモニクス

ハーモニクス

①人工ハーモニクス

右手の人差し指で〈ハーモニクスポイント〉にふれ、右手親指などでピッキングをしたら、右手を離してハーモニクスを出すテクニック。

②ナチュラルハーモニクス

〈ハーモニクスポイント〉を左手の指でふれ、ピッキングをしたら、左手を離してハーモニクスを出すテクニック。

③ピッキングハーモニクス

ピックを短く持ち、ピッキングの後(ほぼ同時に)、親指の腹で弦にふれてハーモニクスを出すテクニック。

④タッピングハーモニクス

右手の指で〈ハーモニクスポイント〉をタッピングして、ハーモニクスを出すテクニック。

単音だけではなく、指を伸ばしてバーにした状態で、まとめてタッピングハーモニクスを出す事もあります。

アクセント・ネイルアタック

アクセント

強いアクセントで演奏します。

指弾きの場合は、ネイルアタックをする場合もあります。(デコピンをするように弦を弾き、「チャリーン」としたアタック音を出すテクニック。)

スタッカート

スタッカート

音を短く切る奏法。

よく似た音符に付点がありますが、付点〜音符の場合は、音符の横に点が付いています。

スタッカートは、音符の上か下に点が付いていますので、勘違いしないように注意して下さい。

 

装飾音符

装飾音符

目的の音を装飾する為の音符。

装飾音符は弾いたら伸ばさずに、すぐに目的の音へつなぎます。

画像ではハンマリングになっていますが、プリングやスライドなど、色々な使い方があります。

①は短前打音といい、目的の音(2弦3f)を弾くタイミング(1拍目の表)より少し手前のタイミングで装飾音符を弾き、即座に目的の音(2弦3f)へつなぎます。

 

②は長前打音といい、目的の音(2弦3f)を弾くジャストタイミング(3拍目の表)で装飾音符を弾き、即座に目的の音(2弦3f)へつなぎます。

 

アルペジオダウン・アップ

アルペジオダウン・アップ

「ジャラララーン」となるように、ゆっくりとストロークをする奏法。(指弾きの場合もあります。)

矢印が上の場合は、低音弦側から。

矢印が下の場合は、高音弦側から弾きます。

ピックスクラッチ

ピックスクラッチ

弦にピックを擦り付けて、「ジリジリジリ〜」といった効果音を出すテクニック。

タイ

タイ

タイは、二つの音を結ぶ時に使う記号です。

結んだ後のカッコ()の部分では、ピッキングはしませんのでご注意下さい。

let ring

let ring

ピッキングした音を切らずに、伸ばしたままにする奏法。

主にアルペジオの時に使用される記号です。

フェルマータ

フェルマータ

「程よく伸ばす、適切に伸ばす」といった意味で、伸ばす長さは演奏者にゆだねられます。

曲の出だしや、最後に出てくる事が多いです。

①は短め、②は長めに伸ばして下さい。

rit.

rit.

ritardando(リタルダンド)の略で、「だんだん遅くする、少しずつテンポを落とす」という意味です。

曲の最後に出てくる事が多いです。

クレッシェンド・デクレッシェンド

クレッシェンド・デクレッシェンド

①はクレッシェンドといい、「だんだん強く」という意味です。

 

②はデクレッシェンドといい、「だんだん弱く」という意味です。

 

楽譜・TAB譜に関する諸記号

楽譜・TAB譜で出てくる演奏順序、進行に関する記号をまとめました。

リピート記号

リピート記号

「:と:」でくくられた間を、1回繰り返します。

 

with repeat

D.C.やD.S.などで戻った後に、再度リピート記号のある小節を通る時に、「with repeat」がある場合、再度リピート記号を使用します。

何も書いていない場合や、Straightと書いてある場合は、リピート記号を使用しません。

with repeatは、〜 time with repeatと書かれる事もあります。

Straightは、〜 time straightと書かれる事もあります。

x time

リピートx time

「x time」と書かれている場合、リピートの回数は決まっておらず、リピート回数は演奏者にゆだねられます。

Repeat & F.O.

Repeat & F.O.

「Repeat & F.O.」と書かれている場合、リピートを繰り返してフェードアウトします。

D.C. (ダカーポ)

D.C. (ダカーポ)

曲の頭(最初)に戻る事を意味します。

「Da Capo」と書かれることもあります。

D.C. al Codaとは、「ダカーポしたら、コーダして下さい。」という意味です。

D.S. (ダルセーニョ)

D.S. (ダルセーニョ)

セーニョマーク(セーニョ記号)へ戻る事を意味します。

D.S. al Codaとは、「ダルセーニョしたら、コーダして下さい。」という意味です。

 

セーニョマークは、以下の画像にある『Sと/と・』をまぜたような記号です。

セーニョマーク

Coda (コーダ)

Coda (コーダ)

コーダマーク(コーダ記号)へ飛ぶ事を意味します。

コーダは通常、一回目は使わず、D.C.やD.S.後の二回目の時に使用します。

 

コーダマークは、以下の画像にある記号です。

コーダマーク

「to Coda」と記載される事が多いですが、当スクールの楽譜では「Da Coda」と記載しております。

カッコ

カッコ

「ほとんど同じような弾き方、コードだけど、二回目の時に少しだけ違う」といった場合によく使用されます。

カッコは使い捨てなので、一度使ったら二回目は使いません。

上記画像の進行は、以下のようになります。

A→B→C→D→E→F→G→H→A→B→C→D→I→J→K→L

 

反復記号

反復記号

前の小節と同じ弾き方、という事を意味しています。

/が一つの場合、一小節分。

/が二つの場合、二小節分が同じという事を意味します。

リハーサルマーク

リハーサルマーク

リハーサルマークは、楽曲の展開毎に付けられます。

楽譜(スコア)の位置関係、楽曲の展開を把握する為に付けられています。

Iや、Introは前奏。

InterはInterludeの略で、間奏。

Outroは、後奏の事を指します。

 

カデンツァ (Free time)

カデンツァ (Free time)

曲のエンディングなどでよく使用されるカデンツァ。

「自由なテンポで。または、自由な即興演奏」という事を意味しています。

ライブ、コンサートでの曲の最後によくある『ピロピロピロ〜〜〜ジャン!』なんかが正にカデンツァですね。

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